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「アルパカ」って?
ラクダの仲間であるアルパカは、南米ペルーの標高4000~5000メートルの高原に放牧されています。
直射日光や強風など寒暖の激しい苛酷な自然環境から身を守るため、アルパカは非常に細い毛でからだ全体を覆っています。
(アルパカの毛は刈り取るまで伸び続けるそうです)
この毛は一本一本が油分を多く含み、ストローのような空洞上になっており、そこに熱を閉じ込めることで優れた保温性を持ちます。
ペルーの編み子さんによって、一枚ずつ手編みされているアルパカ製品は、毛が細く、つるつるすべるため(油分を多く含んでいるため)とても編みにくく、思うように作業が進みません。アルパカの毛を手で編むことは、根気と集中力を要する作業です。
そしてようやく出来上がったアルパカ製品は
しっとりなめらかな手触りとあたたかさ・保湿性においては最高級といわれています。
また、「耐久性」にも優れ、「しわになりにくい」「毛玉になりにくい」「縮みにくい」のも特徴です。
アルパカの毛の色は細かく分けると25種類ほどにもなるともいわれ、
黒系、茶系、白系、ベージュ系、グレー系とカラーバリエーションがとても豊富です。
「ベビーアルパカ」とは?
アルパカの中でも希少価値が高く、最高級品質とされる「ベビーアルパカ」。
第3世界ショップのベビーアルパカ商品は首元周りなどの、最も細くてやわらかい毛だけを使用しており、思わず頬ずりしたくなるような柔らかさです。
ペルーの女性たちが手で編みお届け
製品を届けてくれるのはペルーとボリビアの国境にあるチチカカ湖周辺に住む女性たちです。
貧富の差が激しく、特に学歴の低い彼女たちに安定した仕事はありません。
彼女たちにとってこうした編み物の仕事は家計を支える大切な仕事です。