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プレス・オールターナティブの使命
フェアトレードの第3世界ショップの母体であるプレス・オールターナティブ。
問題解決型事業を行う民間組織、「プレス・オールターナティブ」
わたしたちの使命は、
市民の手で
地域・社会の問題解決をすること
問題解決を通して、社会を変えること
です。社会の問題解決というと、なんだか大それた感じがしますが、つまりは、地域や社会の問題を発見し、「解」となる新しい社会システムを提案する、問題解決型事業を行う民間組織です。フェアトレードも、その「解」のひとつなのです。
プレス・オールターナティブと第3世界ショップ
設立当初、そのミッションに賛同した7人の若者が、創始者である片岡勝のもとに集まりました。全員で出資をして、1985年に会社を設立しました。
「プレス・オールターナティブ」とは、「これまでのものにとって変わる新しい通信社」という意味です。
市民発で、もうひとつの新しい社会モデルづくりとなる海外や国内の先進事例等の情報提供したり、日本発の同様の情報を海外の団体へ発信したりということをやって、社会を変えようとしていたのです。当時、海外1000余りの団体と機関誌交換を行っていました。しかし、冊子を発行し、情報を発信・受信するだけで社会が変わるわけがありません。ましてやお金にならない。ほどなくして、資本金を食いつぶしてしまう状況になりました。
そこで、それぞれ7人が得意なことで食いぶちを稼いできて、稼ぎを全部差し出して、それを7人平等に分けるというやり方で食いつなぐことになったのです。
勉強が得意なものは家庭教師、肉体派は徹夜での印刷仕事、Tシャツ、バッヂ作りなど。
危機的状況をなんとか回避したPAは、1985年12月、片岡が北欧でフェアトレードに出会い、フェアトレードの第3世界ショップをスタートさせたのでした。