インド ひとつひとつ色づけする山羊革製品第3世界ショップが日本で初めてフェアトレードを始めた1985年。
「ODAなどお金で途上国を援助するのではなく、途上国に仕事を作り、その商品を彼らが生活を支える値段(一般の商品よりも高値であったとしても)で購入することで応援しよう」というフェアトレードの理念は高度経済成長期真っ只中当時の日本では珍しく、メディアにも取り上げられ、大きな反響がありました。
その中でも多かったのが女性の
「私もこうした商品を売るようなお店を地元で行うことで協力したい。だけど、お店をどう始めたらいいのかわからないしお金も借りられない」という声でした。
WWB/ジャパン 起業セミナーの様子当時、事業計画の作り方を体系的に学ぶ場は見当たりませんでした。そこで、第3世界ショップでの活動をすでに行っていた私たちは、
●無担保でも志のある事業を応援する「市民バンク」
●事業化に必要なこと、事業を継続していくために大切なことを学べるセミナーを民間で行う「WWB/ジャパン」
をスタートさせることにしました。
WWB/ジャパンはWomen's World Banking(女性が経済活動をする際に直面する法・資金・教育面での問題解決を目指して発足。世界各国に支部があり、各支部ごとに独立したサービス・事業を展開しています)の日本支部として発足し、これまで6000人以上の卒業生がいて、全国に1000人以上の起業家を輩出してきました。
WWB/ジャパン 起業セミナーの様子設立から20年以上たった現在は、対象を女性に限定せず
起業応援セミナーやイベント、すでに事業を行っている方向けのサポート事業を開催。過去には生産者パートナーのもとへ起業家が草木染の技術指導に向かったり、起業家と共に途上国の伝統食材を生かした商品の協働開発、フェアトレード商品を活用した協働プロジェクトなど、WWB/ジャパンや起業家と繋がりお互いに生かしあいながら、コミュニティトレードを推し進めています。
WWBのスクールを受けたニットデザイナーの三園さんが発起したニットプロジェクトの話
起業支援団体:WWB/ジャパン ホームページ
http://www.p-alt.co.jp/wwb/