クリスマスシーズンにぴったりの、ハンドメイドのオーナメントが入荷しました!ネパールからは、サンタやスノーマンなど、毛糸のポンポンやフェルトで作ったオーナメント、インドからは、きらきらミラー刺繍をクリスマスらしいくつしたやベルのモチーフに施したオーナメントが届きました。
ネパールのオーナメントは、「ソーシャルニットワークプロジェクト in ネパール」で作られた製品です。「ソーシャルニットワークプロジェクト」は、東日本大震災を受け、第3世界ショップがフェアトレードを通じた問題解決の経験を活かして立ち上げた、編み物を通じて「社会との繋がり」や「生きがい」づくりを応援するプロジェクトです。ネパールでも、2015年の地震の後、仕事を失った現地の女性たちの仕事づくりとして立ち上げました。もこもこサンタやイエティなど、プロジェクトに参加した女性たちが、ひとつひとつハンドメイドで作っています。
ミラー刺繍のオーナメントは、スラムの女性たちの仕事づくりを行う生産者団体セントメリーが作っています。ミラー刺繍は、1つ1つ鏡を刺繍の中に縫い込んでいくのが特徴の、インド北西部の伝統的な刺繍です。ひと針ひと針に思いを込めて、全て手刺繍で仕上げています。
こちらに掲載している商品以外にも、たくさん入荷していますので、オンラインショップでぜひご覧ください。入荷数には限りがありますので、お早めにどうぞ!
ミラー刺繍はインド北西部、ラージャスターンやグジャラート等の伝統的な刺繍です。砂漠地帯であるこの地方では鏡を衣装や小物に刺繍し身にまとい、太陽が反射する光によって砂漠の中で遠くからでも自分の存在を知らせたとも言われ、また魔除けの意味合いもあると言われています。色鮮やかで繊細な刺繍は、ひと針ひと針に思いを込めて全て手刺繍で仕上げます。
ミラー刺繍の生産者であるセントメリーは、インド北西部のグジャラート州の州都、アーメダバードにあります。スラム街の入り口付近に位置し、経済的に恵まれずスラムに住む社会的地位の低い女性たちを中心に、この地域の伝統的なミラー刺繍の商品を作り販売し、彼女たちに現金収入の機会をもたらす仕事づくりを行っています。高い品質の刺繍を提供するため、厳しい品質管理で製品を作っています。
ソーシャルニットワークプロジェクトは、東日本大震災を受け、第3世界ショップがフェアトレードを通じた問題解決の経験を活かして立ち上げました。震災による津波や原発事故の影響で、大切なものを失ったり、住み慣れた故郷を離れるなどした被災地の方と共に、編み物を通じて「社会との繋がり」や「生きがい」づくりを応援するプロジェクトです。ネパールでの「ソーシャルニットワークプロジェクト in ネパール」は、2015年、ネパールで震災が起こった際に立ち上げられました。日本で作ったニットワークプロジェクトの仕組みと経験をネパールでも活かし、日本のニットデザイナーが震災後のネパールで技術指導を行いました。ニット商品を作ることは地震で被災された多くの女性たちの仕事になっています。