ミラー刺繍とパームのポーチ入荷

ミラー刺繍とパームのポーチ入荷

インド×カンボジア×日本

インドの女性たちが作るミラー刺繍の巾着に、カンボジアのパームヤシの葉で編んだカゴを日本で丁寧に縫い合わせた、ショルダーポーチが入荷しました。インド・カンボジア・日本の知恵を持ち寄った、コミュニティトレード商品です。

ミラー刺繍とパームのポーチ入荷

カンボジアのパームヤシの葉で編んだカゴに、インドのミラー刺繍巾着を合わせたショルダーポーチです。カゴと巾着は日本で丁寧に縫い合わせています。長財布も入るサイズで、普段使いにはもちろん、夏祭りや花火大会の浴衣姿に合わせるのもおすすめです。インド・カンボジア・日本の知恵を持ち寄った、コミュニティトレード商品です。

生産者紹介 パームヤシのカゴ

カンボジアの森に自生するパームヤシの葉を切り出し、村のお母さんたちが慣れた手つきで編みました。

この籠細工はカンボジアの田舎の村で現在も日用品として使われている、自然素材から手作りされた民具・道具です。電気もガスも通っていない村で暮らす人たちが使っている道具には、身近にある素材を使って工夫する知恵がたくさんつまっています。

私たちは利便化、近代化とともに失われつつこうした生きる知恵、価値をつなぐべくカンボジアの村のお母さんたちの技術・恵・汗の交換を生かす仕事づくりに取り組んでいます。

生産者紹介 ミラー刺繍の巾着

1つ1つ鏡を丁寧に縫いこんでいくミラー刺繍は、砂漠が広がるインド北西部グジャラート州の伝統的な刺繍です。鏡を身にまとうことで、砂漠の中で存在を知らせる生活の知恵から生まれたとも言われています。

ミラー刺繍の生産者であるセントメリーは、グジャラート州の州都、アーメダバードにあります。スラム街の入り口付近に位置し、経済的に恵まれずスラムに住む社会的地位の低い女性たちを中心に、この地域の伝統的なミラー刺繍の商品を作り販売し、彼女たちに現金収入の機会をもたらす仕事づくりを行っています。

コミュニティトレード商品

第3世界ショップでは、国境を越えてコミュニティを繋げ、ともに競創する仲間を各国へ広げてきました。そのネットワークをCWB(Community network Without Border)と名付け、国境を越えて課題解決に前向きに取り組む人々のネットワークとして活動し、 世界10か国での展開を目指しています。

世代を超えて、知恵を出し競い高め合うことで、その先端を走り続けます。CWBの活動により生まれた商品シリーズ「コミュニティトレード商品」の展開を広げています。

時代の変化とともに、親から子へ教えられてきた生活の知恵や技術を手放しつつある私たち。各国それぞれに伝統の消失という共通の課題があります。

ひとつの地域に残る知恵や技術を面白いと思う人が、国を超えて知恵を持ちよって参加し、互いの伝統文化を融合し、高め合うことから新たな文化が生まれるのではないか。

こうして競いながら創る「競創」の製品から、次世代へ伝統・文化・価値をつなげることを目指して取り組んでいます。