CWB(Community network Without Border)グループでは、第3世界ショップ、WWBジャパン、ホワイエ、楠クリーン村、そしてCWB(海外7か国(ミャンマー、カンボジア、ネパール、インド、フィリピン、インドネシア、日本)とのつながりを一体化させ、コロナ禍で国内外の行き来が不自由になってもインターネットでつなぐ試みを始めています。
現在毎週ウェブ会議を通してそれぞれの国で行っている活動を紹介し、お互いに学び、コミュニケーションをとっています。そこでは地域の事を考えた、コミニュティビジネスのアイデア、または実践結果、これからの自分がやっていきたい事業等を発表し合い、議論を行い、実践しています。この中身をカリキュラムにして、国を超えて学び合うという仕組みの提供をこれから始めたいと思っています。
7か国で、40カリキュラムを提供する予定です。
・インド:女性の自立支援を行ってきたマノラマさんにはアーユルヴェーダの講義
・インドネシア:バリのユダ君には聾者の人へコミュニティに参加を助ける方法
・日本(楠):日本の東京で暮らす若者が山口県の楠クリーン村に滞在し、学校では学べない事を学び、地域を越えて、若者同士お互いに学び合う学校を作ろうとしています。
いろいろな実践者からの話、一緒にスキルアップしていくための勉強会など、様々な内容を繋いでご提供します。その中から自分を磨き、地域で、世界で実践していく人たちを応援していきたいと思っています。
Skypeというインターネット電話をベースとしており、1回につなげる人たちは20名程度で、参加者の映像は共有しません(質疑応答の時以外は視聴者の皆さんにはマイクをミュートにして発言いただけます)。個人での参加だけでなく、例えばお店に感心がありそうな人たちを数名呼んで、PCやタブレットで一緒に見ながら参加することも可能です。時間を指定して、直接会話する事も可能ですし、録画した映像を見て頂く事も出来ます。またもしご興味あれば、講師になって頂く事も可能です。
このカリキュラムは、言語、料理、伝統文化、IT、農業、環境、ソーシャルビジネス、地域活性、マイノリティについて等、どんな事柄でも題材となります。国を超えて、誰でも生徒、先生になる。学びたい人が国を超えて学べ合う。私達は、地域の柱であるみなさんと共に、これからアジアと日本を繋げて、お互いが学び合う仕組みを共に創っていきたいと思っています。
アジアにもみなさんと同じように、思いを持って活動している人がいる事を知って欲しいのと、この事で、私どもがもう一度、何が社会に必要なのかを学び直す、問い直すきっかけになればよいと思っています。新しいチャレンジです。個人の思いで社会を変えられる時代に、共に協力し、一緒に学び合いませんか?
今回のテーマは、「始めるときの目のつけ所と計画づくり」です。何か自分でプロジェクトを始めるといったときに具体的にどうやって始めるのか。考えるヒントを女性起業家の事例を混ぜながら紹介します。
ご興味のある方は、是非ご連絡下さい。
第31回 Fair trade party
始めるときの目のつけ所と計画づくり
日程:8月17日(月)
時間:18:00~19:30
場所:第3世界ショップ目黒オフィス 地図
参加費:無料
メイン会場は第3世界ショップ目黒オフィスになりますが、Skypeにより全国からご参加いただける場合がございます。
●お申込み方法:Web予約・電話
●お申込み期間:8月17日(月)10時まで
●お問い合わせ:03-3791-2147(第3世界ショップ基金 金子)
※必ず事前申し込みをお願いいたします
講師:奥谷京子さん(CWAカンボジア)
1996年から女性起業家支援を日本国内で行い、JICAにて世界の女性起業家育成リーダーを育てる研修なども計画・実践。2011年の東日本大震災でニットデザイナーとともに被災地で「ソーシャルニットワーク・プロジェクト」を展開、その後アジアに軸足において現在はカンボジアのカシューナッツ事業を地元の若者とともに行っている。産業能率大学非常勤講師。