フェアトレードチョコレート お役立ち情報
はじめまして、スタッフの久保木です。
おいしいものを食べること、作ることが大好きな40代。
夫と共働きで、子どもたちは中学生から保育園児まで4人の6人家族です。
毎日バタバタにぎやかな我が家では、素材のおいしさにこだわった第3世界ショップの食品がみんな大好き!
特にこの季節は、なんといっても秋冬限定のフェアトレードチョコレートですよね。
第3世界ショップのチョコレートは、乳化剤など余計なものを使わずココアバターの含有量が多いので、口の中の温度でなめらかに溶け、香りや甘さが一気に広がることで、カカオ特有の芳醇な香りとおいしさが一層味わえるんですよ。
そのまま食べるのはもちろん、朝食のパンに載せて食べたり、ココアに溶かして飲んだりと、日々みんなで楽しんでいます。
そんな久保木家での、ある日のできごと。
「ママの会社のチョコレートって、特別なの?」と、中学生の長男。
ふと見ると、板チョコのパッケージの中面にある説明を読んでいます。
「そうそう、ママの会社のチョコレートは、カカオ豆やお砂糖とか、チョコレートの材料を作る農家さんたちと対等なよい関係で長くおつきあいできるよう、価値に見合った適正な価格で作物を買う『フェアトレード』っていう仕組みで作られてるんだよ。世の中には農家から安く買って、企業だけがもうかるっていうこともあるから、そこが違うよ。」
「それに、チョコレートに使う材料はぜんぶ、農薬を使わず有機栽培で丁寧にこだわって育てたものだから、品質がとっても良くておいしいの。」
「ふーん。」
「それにね、おいしいだけじゃなく、環境にも配慮していて、このチョコレートを包んでる透明のフィルム、土に還るんだよ。」
「え~!!」と、食いつく長男。
そこで、話を横で聞いていた理系の夫も登場。
「え、還るって、どういうこと?溶けるの??」
「そうだよ、木材パルプが主原料の『生分解性フィルム』って言って、プラスチックとは違い、微生物の力で、水と二酸化炭素に分解されるらしいよ。」と、わたしも頭の片隅にあった知識を引っ張り出しながら説明しますが、夫は「ほんとかな~、プラスチックじゃないの?」と、説明だけでは疑っています。さすが理系。
そんなに疑うなら、実際に土に埋めて証明してみるか!と思いつき、さっそく子供たちとプランターの土にフィルムを埋めて、実験開始!
見た目も手触りもプラスチックとあまり変わらないフィルム。
「ほんとに土に還るのかな~。」とワクワクしながら、埋めてから待つこと2ヵ月。
そういえば、あのフィルムどうなったっけ?と、娘と掘り返してみると…
なんと、フィルムは3分の1ほどのサイズまで小さくなっています!
触ってみると、埋める前のパリッとしたプラスチックぽい質感とは別物の、湿った紙のような感触に変化していて、少し触っただけでちぎれてしまうくらいのもろさに。まさに、“分解中で土に還りかかってます”という感じで、感動の結果です!
今回寒い冬場に実験を始めましたが、気温の高い夏だったらもっと早く分解が進みそう。
“第3世界ショップのチョコレートに使われるフィルムは、管理された森林の木材パルプが主原料の『生分解性フィルム』を使用しています。一般的なプラスチックと同様に使えるのに、微生物の力で水と二酸化炭素に分解され土に還る、環境に配慮した素材です。”
というのは、知識としては知っていたけれど、実際に土の中で分解され、変化していく様子は実験して初めて分かりました!
子どもたちとも楽しい実験になったし、理系パパも納得の結果でした。
我が家ではさらに実験が続き、土に埋めてから7ヵ月後の様子をインスタグラムで紹介しています!あのフィルムはさらにどう変化したのか、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
フェアトレードで小規模農家の生活・品質向上を応援し、豊かな自然の中で大切に育てられたオーガニックの原材料を使った、作る人にも、食べる人にもやさしい第3世界ショップのチョコレートは、
「それにね、地球にもやさしいフィルムで包まれてるんだよ。」と、思わず誰かに言いたくなる、環境に配慮したチョコレートでもあります。
カカオ豆をはじめ素材そのものがおいしいので、そのおいしさを活かすため乳化剤など余計なものは使わず、そのぶんココアバターの含有量が多く溶けやすいため、チョコレートは秋冬限定の販売となっています。
ぜひこの冬、味わってみてください。
第3世界ショップのフェアトレードチョコレートのおいしさのひみつや、作る過程を紹介したコラムもあるので、あわせてどうぞ。
チョコレートの原料となるカカオ豆は、「カカオベルト」と呼ばれる赤道を中心に緯度約20度以内の熱帯地域で栽培されており、その多くは仲買人が決めた価格で取引され、立場の弱い生産者に適正な価格が支払われず、十分な収入が得られないことで、貧困や児童労働などの問題が生じています。
フェアトレードチョコレートは、途上国で作られた作物や製品を、適正な価格で生産者から直接購入し継続的に取引することで、生産者の生活向上を支援し、貧困問題の解決を目指す貿易「フェアトレード」で調達された原材料を使用しています。農薬不使用など環境に配慮したものも多く、作る人にも、食べる人にもやさしいチョコレートです。
第3世界ショップのフェアトレードチョコレートには、オーガニックチョコレートを使用しています。ドミニカ共和国のカカオ、パラグアイの粗糖、スイスのミルクなど、栽培している人・過程がわかるものにこだわり、原料供給地への技術支援や安定的な購入によって、小規模農家の生活向上を応援しています。
板チョコレートは、乳化剤やココアバター以外の植物油脂など余分なものを使わないぶん、口どけと香りにとって重要なココアバターの含有率が高いため、口に入れた瞬間になめらかに溶け、カカオの芳醇な香りや甘さが一気に広がることで、チョコレートの風味を一層感じられる、極上のチョコレートになっています。
ドライフルーツ・ナッツやコーヒー豆をコーティングしたチョコレート菓子は、コーティングに使用するクーベルチュールチョコレートをはじめ、フェアトレードやオーガニック(有機栽培)の原材料を使用しています。
オーガニックのチョコレート
チョコレートには、豊かな自然の中で、オーガニック(有機栽培)で大切に育てられた原材料を使用しています。原材料のチョコレートは、国際的な有機認証を取得したオーガニックチョコレートです。板チョコレートは有機JAS認証を取得しています。
白砂糖・乳化剤不使用
乳化剤やココアバター以外の植物油脂は不使用。白砂糖は使用せず、精製度の低い茶色い粗糖を使用しています。黒糖は繊細なチョコレートには風味が強すぎるため、板チョコレートは粗糖と黒糖をブレンドすることで自然な甘さに仕上げています。
極上の口どけと香り
ココアバター以外の油脂や乳化剤など余分なものを使わないぶん、ココアバターの含有量が高いため、口に入れた瞬間なめらかに溶け、香りや甘さが一気に広がることで、チョコレートの風味を一層感じられます。スイスの伝統技術「コンチング」により長時間じっくり練り上げ、ココアバターを均一に生地に行きわたらせることで、なめらかな口どけを作り出しています。
生活改善・品質向上を推進
カカオ農家や砂糖農家への有機栽培の指導や、現場の生活改善・品質向上プロジェクトに取り組み、フェアトレードにより生産者との長期的な関係を築いてます。収穫した生産高の買取保障や公正な労働賃金の支払、有機農産物の上乗せ支払い、児童労働や強制労働の禁止、健康保険の付与等の仕組みが確立されています。 詳しくはこちら >
プラントベースチョコも
第3世界ショップのミルクチョコには全粉乳を使用していますが、全粉乳を使用せず、代わりにオーツ麦粉を使用した植物性チョコレートも登場。やさしい甘さとまろやかさで、乳原料を使わずに、ミルクチョコに引けを取らない味わいに仕上げています。
Artisan チョコレート
福祉施設/アトリエ 嬉々!! CREATIVEの個性的なアーティストたちが手がける、ポップでキュートな限定アートパッケージ「Artisanシリーズ」のオーガニック板チョコレート。
Artisan 一口サイズチョコレート
8種類のアートワークが一口チョコのパッケージに。「アートBOX」「テトラパック」、大容量の「パーティーパック」の3種類。乳化剤不使用、オーガニックの原材料を使用しています。
定番パッケージ 板チョコレート
数量限定スパイスチョコレート「ウインター」をはじめ、毎年人気No.1に輝く「ミルク」や、ハイカカオの「カカオ80%」など、オーガニック板チョコレート。プラントベースチョコも!
パンワークチョコレート
フェアトレードやオーガニックのドライフルーツやナッツ、コーヒー豆をクーベルチュールチョコでコーティングしたチョコレート菓子。ミルク&ビターのほか、抹茶チョコベースなども。