2020秋の新作が入荷!秋らしいどんぐり柄や、昭和レトロな豆柄、人気の動物シリーズからは、ダックス柄やエスニック感満載のぐるぐるネコ柄、ゼブラ柄やキリン柄など種類もいろいろ。お財布やメガネケース、ペンケース、トートバッグなど、全9型が入荷しました。オンラインショップで販売中です!
型押しした革に1つ1つ手作業で色付けをする山羊革工芸品。使っていくうちに、徐々に革色が美しいあめ色へと変化し、光沢が増してゆくのが特徴です。貴重な革を余すところなく使い、環境にも配慮し作られています。
サンスクリット語で”平和郷”を意味する、インド東部のシャンティニケタン。この地から生まれた山羊革工芸品は「シャンティニケタニ」と呼ばれ、かつてインドの詩人タゴールが日本を訪れた際、革細工に感動し、その技術をインドに持ち帰ったことが始まりといわれています。型押しした革に1つ1つ手作業で色付けして作る山羊革工芸品は、使っていくうちに、徐々に革色が美しいあめ色へと変化し、光沢が増してゆくのが特徴です。貴重な革を余すところなく使い、環境にも配慮し作られています。
なめしには、金属を用いた科的製法であるクロ-ムなめしと、植物性のタンニンなめしがあり、第3世界ショップの山羊革工芸品は、植物性のタンニンでなめし加工しています。タンニンなめしは、樹木や植物などから抽出した天然の渋を利用して革をなめす製法で、染料の吸収が良く使うたびに艶がでて手に馴染んでくるのが特徴です。廃棄後、有害物質を発生せずに、土で分解されるので、環境に負荷をかけない素材とされています。
山羊革工芸品に施される柄は、銅板で作った版を万力という機械を使って革に型押しし、その後手作業で色を染めていきます。色塗りは布をクルクルと丸めただけの手作りの筆に染料を染み込ませ、1つ1つ丁寧に、手作業で色をつけていきます。細かい部分を色付けするのは、とても根気のいる作業です。着色には発がん性の疑いのある成分を含まないアゾフリー化学染料を使用しています。仕上げにローラーで圧力をかけることで、革に含まれる脂分が表に染み出し、エナメルのような独特のツヤとなって輝きが生まれます。
山羊革工芸品を届けてくれるのは、東インドに自らの工房を持つチャタジーさん。難民としてインドへ渡り、努力を重ね自らの工房を開きました。工房で働くスタッフを大切に、伝統を守りながら、新しいことにも意欲的にチャレンジしてます。ひとつひとつ手作りされる山羊革工芸品には、チャタジーさんの平和への深い想いがこめられています。