ミラー刺繍は、1つ1つ鏡を刺繍の中に縫い込んでいくのが特徴の、インド北西部の伝統的な刺繍です。この製品は、スラムの女性たちの仕事づくりを行う生産者団体セントメリーが作っています。ひと針ひと針に思いを込めて、全て手刺繍で仕上げています。
ミラー刺繍はインド北西部、ラージャスターンやグジャラート等の伝統的な刺繍です。砂漠地帯であるこの地方では鏡を衣装や小物に刺繍し身にまとい、太陽が反射する光によって砂漠の中で遠くからでも自分の存在を知らせたとも言われ、また魔除けの意味合いもあると言われています。
色鮮やかで繊細な刺繍は、ひと針ひと針に思いを込めて全て手刺繍で仕上げます。大きなベッドカバーなどは、4人がかりで刺繍を協力して仕上げることもあり、完成するまでに1ヶ月程と、手間と時間をかけ丁寧に作っています。
第3世界ショップのミラー刺繍製品は、伝統的なカラフルでエスニックなデザインや、伝統の技法はそのままにシンプルで使いやすいデザインにアレンジした商品もご用意しています。ポーチやメガネケースなどの小物や、ベッドカバー、クッションカバーなどインテリアまで幅広く取りそろえておりますので、大切な人へのギフトにもおすすめです。
ミラー刺繍の生産者であるセントメリーは、インド北西部のグジャラート州の州都、アーメダバードにあります。スラム街の入り口付近に位置し、経済的に恵まれずスラムに住む社会的地位の低い女性たちを中心に、この地域の伝統的なミラー刺繍の商品を作り販売し、彼女たちに現金収入の機会をもたらす仕事づくりを行っています。